歯科医院ではじめるAI
技術の知識は要りません。コピーして、貼って、送る前に読み返せる方なら、今日からAIを使えます。専門用語も、初期設定も、大げさな導入プロジェクトもない「最初の一週間」をご案内します。
いちばん早い始め方:毎日くり返している小さな仕事をひとつ選びます。たとえばリコールのSMSや、予約確認のご連絡です。お使いのAIアシスタントを開き、プロンプト集からプロンプトをひとつ貼り付け、[かっこの部分]を埋め、書かれた文章を読み、言い回しを直して、送る。これだけです。専用ソフトも、研修も、プロジェクトも必要ありません。一度やれば、もう始まっています。
最初の20分
くり返している文章仕事をひとつ選ぶ
何度も打ち込んでいるものを選んでください。リコールの案内、予約確認、口コミのお願いなど。小さくて頻繁なものが最適です。診療に関わることや、複雑なことから始めないでください。
かっこの中を埋める
[かっこ]の部分を実際の情報に差し替えます。[患者さんの姓]、[医院名]、[日付・時刻]など。使うのは姓と一般的な情報だけにしてください。既往歴や、人に見られて困る情報は入れないでください。
読んで、直して、送る
AIが返すのは下書きであって、完成品ではありません。自院の言葉として読み、違和感のある表現を直し、すべての事実が正しいか確かめてから送ってください。最後に目を通すのは、いつでもあなたです。
いま、試してみてください
いちばん簡単な入門用のプロンプトです。かっこを埋めて、お使いのAIアシスタントに貼り付けてください。
最初のプロンプト
定期検診の時期になった患者さんへのリマインドSMSを、感じのよい文章で書いてください。 医院名:[医院名] 患者さんのお名前:[患者さんの姓] [電話番号]までお電話いただければご予約できる旨をお伝えしてください。温かい調子で、全角150文字以内。
返ってきた文章を読んでみてください。「うちなら、この一言はこう言うな」と感じるはずです。その感覚こそが、身につけるべき技術のすべてです。使えば使うほど、速くなります。
うまくいく人がやっている習慣
- 送る前に必ず読む。AIは下書き、判断はあなた。とくに事実・金額・診療に関わる記述が入った文章を、読まずに送らないでください。
- 事実をきちんと渡す。かっこに入れる情報が具体的なほど、下書きの質は上がります。あいまいに入れれば、あいまいに返ってきます。
- 「やってはいけないこと」を伝える。「価格や医学的な断定を創作しないでください」と一行足すだけで、AIは正直になります。プロンプト集の各プロンプトには、この歯止めが最初から入っています。
- 患者さんの情報は最小限に。たいていは姓と予約時刻だけで足ります。守秘は「初期設定」として守ってください。
- うまくいったものは保存する。良いテンプレートが出たら残しておいてください。書き直すより、使い回すほうが速いです。
「きちんと完成した状態」がどんなものか気になりますか。無料の歯科AI実践ガイドが、仕組みの全体像を示しています。22ページ、条件なしです。
慣れてきたら、次は自動化
1〜2週間も使えば、同じプロンプトを2〜3本ばかり貼り続けている自分に気づきます。たいていはリコール、予約確認、口コミのお願いです。それが、手作業をやめて、予約システムから自動で走らせる合図です。詳しくは歯科の事務作業をAIで自動化するをご覧ください。多くの医院が、この段階で構築の手を借ります。
次に読むもの
- プロンプト集から、すぐ使えるプロンプトを持ち帰ってください。受付、リコール、治療説明、口コミ、事務の25本です。
- コピペがくり返しに感じてきたら、歯科の事務作業をAIで自動化するを読んでください。
- 不安がありますか。よくある質問で、「安全なのか」「患者さんの情報はどうなるのか」にお答えしています。
自院を理解しているAIが必要になったら
コピペはあくまで入口です。本当に時間が浮くのは、AIが患者さんのこと、予約表のこと、治療計画のことを最初から知っているときです。誰かが思い出さなくても、リコールが飛び、取りこぼした電話に応答があり、未予約の治療にフォローが入る。
SG1 Consulting が、それを歯科医院向けに構築します。医院のメール・カレンダー・ファイルにつながり、その医院のやり方に合わせて調整され、診療や繊細な内容には必ず人が入るAIです。
SG1 は The Everything の上に構築します。日々の仕事を実際にこなしているのが、このAI製品です。